2008年01月08日

WPF+SilverlightとAIR+Flashの比較

WPFとSilverlight及びXBAP(XAML Browser Application)
AIRとFlashを比較して思うに、双方の得意とする
出発地点が逆であるというのが一番大きな違いを生む要因であると
思われる。

各用語について詳しくない方の為に簡単に用語の解説を入れる

・WPF(Windows Presentation Foundation)
Vistaが採用したリッチインターフェースを実現する
.NET Framework3.0のMicrosoft製の技術
WPFを利用することにより、AdobeのFlashで構築するような
リッチなインターフェースをデスクトップアプリケーションで
実現できる。
XAMLというXML系の言語でインターフェースを構築するという
特徴がある。

・silverlight(シルバーライト)
WPFの技術をクロスプラットフォームでWebブラウザ上で
利用する為のサブセット。
開発環境及び実行環境を含めて、silverlightと呼ぶ
こちらもMicrosoft製の技術

・XBAP(XAML Browser Application)
WPFアプリは最終的に.exeの形式でデスクトップアプリケーションと
.xbapの形式でWebアプリケーションの2種類に作成できる。
XBAPとsilverlightの違いはXBAPの場合は.NETFramework3.0の
動作するWindows環境のみのサポートとなるので
クロスプラットフォームではない点が違いである。
イメージとしてはActiveXDocumentなどが近いように思われる。

・AIR(Adobe Integrated Runtime)
Adobe社製のデスクトップアプリ実行環境
FlashやJavaScript、HTML,CSSなどのWebの技術を利用して
デスクトップアプリケーションを開発できる技術である。

WPFとAIRはある意味、同じ意味合いをなすものであると思われるが
双方の出発点は互いに全く異なる部分から始まっているように思う。
OSの開発を主としているMicrosoftは、これまでは
サーバーや、サーバーアプリ叉、デスクトップアプリなどに
力を入れてきたが、時代の流れでWebアプリの分野を無視できなく
なってき、デスクトップアプリケーション開発者が
Webアプリケーション開発に容易に移行できる為の環境として
Silverlightというソフトウェアを生み出す経緯になったのでは
ないかと考える。

逆にWebアプリケーション分野を得意としている
Adobe社も、様々なデバイス上でのFlashPlayerの普及や
時代の流れを考えた時に、デスクトップアプリケーションを
無視できなくなってきたのだと思われる。
そこで生まれたのがAIRであり、これまでWebプログラマーにとって
敷居の高かったデスクトップアプリを、既存の技術で
比較的容易に開発可能にする為のものであると思われる。

そう考えると、同じような機能を満たす両者ではあるが
生まれた由縁は全く異なる為、シーンにより
それぞれの長短が分かれてくることが想像できる。

長い間Web開発をおこなってきた私にとっては
AIRの方が、容易であるとは思われるが
エクスペリエンスというキーワードを生業と考えている立場としては
双方ともに無視ができない存在である。

共に研究してゆきたい。


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posted by zis at 17:55| Comment(0) | TrackBack(1) | WPF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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